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2015年8月13日木曜日

esp8266(esp-wroom-02) WIFIの接続テスト (PCから)




マイコン使用を前程とした、wifiの接続テスト用の回路記事です。

少し前に、技適を取得した安価なWIFIモジュールの記事を、見ましたので
回路を検討してみました。
(自分が初心者の為、ムダに細かい説明ですが。ご勘弁ください)

*1) 初期ファームを使用しております。ファーム更新は今回なしです。
*2) 他ブログなどで、テスト系の記事(回路の説明)などはありますので。一般的な内容に近いです。

#部品,購入先候補など
ESP-WROOM-02 ブレークアウト付 1,080 [en] (スイッチサイエンスさん)
3.3Vレギュレータ-降圧 / 100[en]  (秋月電子さん)
入出力コンデンサ
  コンデンサ 0.1マイクロF --入力側
 (レギュレータ付属品でも可)
  コンデンサ 470 マイクロF --出力側
  *) 47 -100 マイクロF で不足な場合があります。不安定な場合は増やして調整下さい

電解コンデンサー100μF25V85℃  / 10[en] (秋月電子さん)
 *) ESP-WROOM-02 電源付近に配置
絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー0.1μF50V (1個当たり)
 10[en] (秋月電子さん)
 *) ESP-WROOM-02 電源付近に配置


抵抗 10Kオーム (2本)
USBコネクタ(メス) 200[en] (秋月電子さん)
ブレッドボード EIC-801 270[en]
FT232RL USBシリアル変換モジュール 950[en](秋月電子さん)

===== 2015-08-16 =====================================
[USB-シリアル変換]の機種を変更しました。(故障の為)
======================================================

*1) 基盤(ブレボ)、ACアダプタ、配線代など除く
*2) 電源供給は5V、100均の200[en]アダプタ(ダイソーさま)も使用してました。

#ピン配置



ブレークアウト基盤のピン配置は、各社異なる為。
チップ側の端子(全 18ピン= 左9 ,右9 )で、把握しておきます。

左側
 3V3/  EN/IO14/IO12/IO13/IO15/IO2/IO0/GND
*) IO15, IO2, IO0 は、ジャンパ設定(起動モード設定)で使います。

右側
 GND/IO16/TOUT/ RST/ IO5/GND/TXD/RXD/ IO4


# 組立 / 結線







1) 今回、WIFI通信で必要な部分だけ結線。
*) このチップはマイコン的な使い方ができるようで、
 各GPIOの操作も可能との事(ファーム書換え必要)
2) 注) 上記のブレークアウト版
 使いましたが、幅が広くて。ブレボ(ブレッドボード/EC-801など)
 の内側を全て使いますので、ブレークアウト下側に配線してます。
 ※ わかりにくいですが、実装済みの上からの写真撮影ですと配線が見えない為
    ブレークアウト下の配線も明記してます。
3) 電源をUSB-シリアルのUSBバスパワーを使わずに、電源回路を追加しています。
 (将来的に、マイコン連携の回路を目標としてますので。シリアル-モジュールはテスト時のみ使用の為)


[WIFI]
左側
3V3 -- 基盤の電源
EN --10Kオームでプルアップ
IO15- GND
IO2 --電源
IO0 --電源(FLASH Boot Mode)

右側
GND --基盤のGND
RST --10Kオームでプルアップ
TXD -- USB-Serial : RXD
RXD -- USB-Serial : TXD

[USB-Serial] PC接続して、ATコマンドでWIFI操作用
WIFI側のTXD,RXDとのクロス結線

RXD -- WIFI : TXD
TXD -- WIFI : RXD
GND -- 基盤のGND

[電源回路] ACアダプタから 5V供給
1)USBメス口のキットから、電源投入
VCC(電源) -- レギュレータ入力側(コンデンサ 0.1 MF)
GND --基盤のGND

2)レギュレータ
入力(コンデンサ 0.1 MF) --USBメス- VCC 
GND --基盤のGND
出力(コンデンサ 100 MF) --基盤の電源

*)コンデンサは極性のある種類があります。接続方向に注意です。

==== update 2015-08-20 =====
esp8266電源入力付近の、コンデンサを増やしました。(安定化の為)
============================

# WIFI起動時のポイント
この場合、
入力=5V, レギュレータで 電圧=3.3V, 電流= 150mA(0.15A)前後でテストしておりましたが。
WIFIが動作しない場合もありました。
140mA以下、200mA以上はほぼ起動失敗。
*) 適正な電流値などわかる人は、ご教授いただけると助かります。

==== update 2015-08-15 =====
試行錯誤してましたが、
消費電流値の変動が関係していると想定してます。


USB-シリアルモジュールをPCに接続しておいて、
(ドライバなど事前にインスト要)
ARDUINO SDKのシリアルモニタ使います。
*) 初回は、アクセスポイントへの接続リトライを
 繰り返す場合ありましたので、なるべく早めに接続設定(下記 AT+CWJAP)
 したほうが、良いかと思いました。

1) COMポート番号を確認しておきます。
*) win7ですと、デバイスマネージャ --[ポート(COM とLPT)]
 COM番号が表示されます。

2) ARDUINO SDK で、[ツール]-[ポート]
 COM番号指定します。 (例 : com7 )

3)シリアルモニタ起動
 [ツール]-[シリアルモニタ]

4) 設定 (画面右下のプルダウン)
 改行= CRおよびLF
 ボーレート= 115200 bps

6) 電源を投入

7) 入力欄から[AT] 入力、[送信]おす
OK が出力されれば、起動成功です。

8) [AT+GMR] 入力
ファームのversion など、表示されます。
 (例: AT version: 0.23.0.0 でした)

9) AT+CWMODE=1
 モード設定=子機

10) AT+CWJAP="ssid","password"
ssid設定、ssid, password 設定して、AP(アクセスポイントに接続します。)
[AT+CIFSR] で、IPアドレス確認ができます。
*) ルータ-DHCPが、割り付けたアドレス



今回はここまで、
TCP送信などは、他のサイトのコマンド一覧など参照下さい。
AT+CIPSTART
AT+CIPSEND
など使います

#参考の記事
cerevo さま


# 関連の記事
esp8266(esp-wroom-02)+ mbed LPC1114FN28 で、IoT試作

# 開発者向けのまとめ記事




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