前回の続編で、esp32の電力測定の1.5A 調査を行いました。
*1) 安価な測定部品/計測器な為、参考程度とさせて頂きます。
*2) LOD 出力3V3 1Aの結果も、下に記載しております。
LDO : 3.3V1.5A NJM2396F33
*) 一般のリード線、4本足。4pin(右) はON/OFF制御の為、未使用。
# 先に結果のまとめ
Title | 通常 | 起動時 |
---|---|---|
WIFI | 140mA -290mA | 450mA |
Blink( LED ) | 40mA - 60mA | 70mA |
# 電流値の測定方法
前回(2A) と、同一の回路にて測定。省略します。
計算も同一で、オシロで瞬間電圧を測定し、電流に換算しています。
電流検出抵抗も同一の 0.1R
# 下記は波形等
WIFI起動時 450mA, 表示ピーク電圧 = 45mV
WIFI 稼動中 140mA - 290mA , 表示電圧= 15mV
WIFI起動時の、電圧ドロップ。さほどドロップなく。
多少上下していますが、約200mV以下
blink電流 40 - 60mA、表示電圧= 6mV
# LDO 3V3 1A の測定
LDO : 3.3V1A NJM2391DL1-33
SMD型、手配線で基板に実装。
入出力コンデンサ: 出力=10u, 入力=0.1u
SMD型、手配線で基板に実装。
入出力コンデンサ: 出力=10u, 入力=0.1u
Title | 通常 | 起動時 |
---|---|---|
WIFI | 170mA - 250mA | 430mA - 550mA |
Blink( LED ) | 40mA - 60mA | 70mA |
*) wifi起動時,ピーク時のバラツキが多かったので、数回テスト繰り返すと
600mA程度まで上昇する予想できました。
# 下記は波形等
# WIFI起動時の、電圧ドロップ。さほどドロップなく。多少上下していますが、約200mV以下
# まとめ
前回の安定化された 2A アダプタと比較して、
LDO出力 1.5Aはさほど、大差はないと見えました。
1Aは、消費電力大きな起動時はピーク電流は上昇。
今回のテストでは、両方動作面では問題は出ない結果となりました。
データ通信量の増加や、負荷を増やす動作等でも、
瞬間波形等を見ながら、
電力供給面で安定するか判定した方が良いかもしれません。
# 関連, ESP32 電力測定 ,3V3 2A
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