マイコン使用を前程とした、wifiの接続テスト用の回路記事です。
少し前に、技適を取得した安価なWIFIモジュールの記事を、見ましたので
回路を検討してみました。
(自分が初心者の為、ムダに細かい説明ですが。ご勘弁ください)
*1) 初期ファームを使用しております。ファーム更新は今回なしです。
*2) 他ブログなどで、テスト系の記事(回路の説明)などはありますので。一般的な内容に近いです。
#部品,購入先候補など
ESP-WROOM-02 ブレークアウト付 1,080 [en] (スイッチサイエンスさん)
3.3Vレギュレータ-降圧 / 100[en] (秋月電子さん)
入出力コンデンサ
コンデンサ 0.1マイクロF --入力側
(レギュレータ付属品でも可)
コンデンサ 470 マイクロF --出力側
*) 47 -100 マイクロF で不足な場合があります。不安定な場合は増やして調整下さい
電解コンデンサー100μF25V85℃ / 10[en] (秋月電子さん)
*) ESP-WROOM-02 電源付近に配置
絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー0.1μF50V (1個当たり)
10[en] (秋月電子さん)
*) ESP-WROOM-02 電源付近に配置
抵抗 10Kオーム (2本)
USBコネクタ(メス) 200[en] (秋月電子さん)
ブレッドボード EIC-801 270[en]
FT232RL USBシリアル変換モジュール 950[en](秋月電子さん)
===== 2015-08-16 =====================================
[USB-シリアル変換]の機種を変更しました。(故障の為)
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*1) 基盤(ブレボ)、ACアダプタ、配線代など除く
*2) 電源供給は5V、100均の200[en]アダプタ(ダイソーさま)も使用してました。
#ピン配置
ブレークアウト基盤のピン配置は、各社異なる為。
チップ側の端子(全 18ピン= 左9 ,右9 )で、把握しておきます。
左側
3V3/ EN/IO14/IO12/IO13/IO15/IO2/IO0/GND
*) IO15, IO2, IO0 は、ジャンパ設定(起動モード設定)で使います。
右側
GND/IO16/TOUT/ RST/ IO5/GND/TXD/RXD/ IO4
# 組立 / 結線
1) 今回、WIFI通信で必要な部分だけ結線。
*) このチップはマイコン的な使い方ができるようで、
各GPIOの操作も可能との事(ファーム書換え必要)
2) 注) 上記のブレークアウト版
使いましたが、幅が広くて。ブレボ(ブレッドボード/EC-801など)
の内側を全て使いますので、ブレークアウト下側に配線してます。
※ わかりにくいですが、実装済みの上からの写真撮影ですと配線が見えない為
ブレークアウト下の配線も明記してます。
3) 電源をUSB-シリアルのUSBバスパワーを使わずに、電源回路を追加しています。
(将来的に、マイコン連携の回路を目標としてますので。シリアル-モジュールはテスト時のみ使用の為)
[WIFI]
左側
3V3 -- 基盤の電源
EN --10Kオームでプルアップ
IO15- GND
IO2 --電源
IO0 --電源(FLASH Boot Mode)
右側
GND --基盤のGND
RST --10Kオームでプルアップ
TXD -- USB-Serial : RXD
RXD -- USB-Serial : TXD
[USB-Serial] PC接続して、ATコマンドでWIFI操作用
WIFI側のTXD,RXDとのクロス結線
RXD -- WIFI : TXD
TXD -- WIFI : RXD
GND -- 基盤のGND
[電源回路] ACアダプタから 5V供給
1)USBメス口のキットから、電源投入
VCC(電源) -- レギュレータ入力側(コンデンサ 0.1 MF)
GND --基盤のGND
2)レギュレータ
入力(コンデンサ 0.1 MF) --USBメス- VCC
GND --基盤のGND
出力(コンデンサ 100 MF) --基盤の電源
*)コンデンサは極性のある種類があります。接続方向に注意です。
==== update 2015-08-20 =====
esp8266電源入力付近の、コンデンサを増やしました。(安定化の為)
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# WIFI起動時のポイント
この場合、
入力=5V, レギュレータで 電圧=3.3V, 電流= 150mA(0.15A)前後でテストしておりましたが。
WIFIが動作しない場合もありました。
140mA以下、200mA以上はほぼ起動失敗。
*) 適正な電流値などわかる人は、ご教授いただけると助かります。
==== update 2015-08-15 =====
試行錯誤してましたが、
消費電流値の変動が関係していると想定してます。
USB-シリアルモジュールをPCに接続しておいて、
(ドライバなど事前にインスト要)
ARDUINO SDKのシリアルモニタ使います。
*) 初回は、アクセスポイントへの接続リトライを
繰り返す場合ありましたので、なるべく早めに接続設定(下記 AT+CWJAP)
したほうが、良いかと思いました。
1) COMポート番号を確認しておきます。
*) win7ですと、デバイスマネージャ --[ポート(COM とLPT)]
COM番号が表示されます。
2) ARDUINO SDK で、[ツール]-[ポート]
COM番号指定します。 (例 : com7 )
3)シリアルモニタ起動
[ツール]-[シリアルモニタ]
4) 設定 (画面右下のプルダウン)
改行= CRおよびLF
ボーレート= 115200 bps
6) 電源を投入
7) 入力欄から[AT] 入力、[送信]おす
OK が出力されれば、起動成功です。
8) [AT+GMR] 入力
ファームのversion など、表示されます。
(例: AT version: 0.23.0.0 でした)
9) AT+CWMODE=1
モード設定=子機
10) AT+CWJAP="ssid","password"
ssid設定、ssid, password 設定して、AP(アクセスポイントに接続します。)
[AT+CIFSR] で、IPアドレス確認ができます。
*) ルータ-DHCPが、割り付けたアドレス
今回はここまで、
TCP送信などは、他のサイトのコマンド一覧など参照下さい。
AT+CIPSTART
AT+CIPSEND
など使います
#参考の記事
cerevo さま
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# 開発者向けのまとめ記事